シール作成の目的は作成者によって異なります。雑貨店や文具店で販売されているステッカーのように、シール自体を商品として販売することもできますが、ここで注目したいのは、格安シールを張り付けることで商品に付加価値を与える方法です。例えば、パスタソースやジャム、ピクルスなどの食品を個人で作ったものを販売したいというときに、単に瓶の中に食品を入れて販売するだけではなんとなく味気ない感じがしてしまいます。そんなときに便利なのがシールです。オリジナルのラベルが貼られていた方が、店頭で目を引きますし、商品としてのブランド力も向上します。小ロットからシールを作成してくれる印刷会社もありますので、それほどたくさんの商品を生産しないという場合には、そのようなところを選ぶと格安でシールを作成することができます。食品はキッチンで使用されますから、シールも水に強い素材を使うことをおすすめします。耐水性の用紙であれば、水に濡れてボロボロになることがありません。さらにラミネート加工が施されていればより見た目の美しさが保たれます。瓶などの場合には、はがれやすい糊で粘着させることで分別がしやすくなります。
商品の品質表示にもシールが役立つ
シール作成が必要になるのは商品の表面だけではありません。
一般的に食品の裏面には、品質を表す品質表示シールが貼られています。このような品質表示シールも印刷会社に依頼して制作することが可能です。品質表示シールは普通白黒のインクで印刷されています。印刷会社によっては、台紙がロール状に巻かれた状態で納品してもらえるところもあり、仕様の際にも便利です。
商品の発送にも活用できるオリジナルシール
オンラインショップで商品を販売するのであれば、梱包の際に使うサンキューシールもあると喜ばれます。
自社で発送まで対応する場合、宛名ラベルも準備しておくといいでしょう。送り主の住所や氏名を入れておくことで、発送作業の手間を減らすことができます。
中には、瓶などのガラス製品を発送することもあるでしょう。そんなときにも格安シールは役立ってくれます。段ボール箱に張り付ける注意喚起シールもオリジナルで作成することができるのです。「取り扱い注意」、「天地無用」など用途に合わせた文言をいれることができます。遊び心のあるコンセプトのお店なら、イラストを加えることでお店のブランディングにもなるかもしれません。発送に関係するシールは消耗品になりますので、材質にはそれほどこだわりは必要ありません。できるだけ安価な素材を選ぶことでコストを抑えるといいでしょう。